当院の取り組み
当院は医師・看護職員の負担軽減および処遇改善に取り組んでいます。またワークライフバランス支援を充実させるため、平成27年に「さくら委員会」(勤務環境改善委員会)を設置して、職員が仕事と生活の調和を保ち、いきいきと続けられるよう、良好な勤務環境の構築に向けた取り組みを実施し、福利厚生の充実にも努めています。
負担軽減および処遇改善
勤務医
- 各種診断書・主治医意見書などの文書作成補助、診療に関するデータ管理、行政上の代理可能業務
- 医師業務必要上のデータ収集業務
- 外来受診関係業務(診察日時の調整・再診予約・訪問看護・デイケア通所者フォロー・関係施設対応)
- クレーム対応
- 当直業務に関しては内科医・精神科医ともに当直業務を必ず行うものとする
- 必要数以上の医師確保
- 休日取得は祝日・年末年始・夏季休暇を必ず取得できる体制を整える
- 研修・学会出席・単位取得の奨励
看護職員
1.看護職員の負担軽減および処遇改善に資する体制
⑴看護職員の勤務状況の把握等
・勤務時間 平均週37.5時間(うち労働外時間0時間)
・夜勤に係る配慮(2交代)
勤務後の暦日の休日の確保、仮眠2時間を含む休憩時間の確保、夜勤の連続回数2連続まで、
11時間以上の勤務間隔の確保
・看護補助者の夜間配置
・みなし看護補助を除いた看護補助者比率5割以上
⑵多職種からなる役割分担推進のための委員会または会議
開催頻度年4回(2月・5月・8月・11月) 参加人数:平均31名(令和5年実績)
⑶看護職員の負担軽減および処遇に資する計画
計画の策定・職員に対する計画の周知
⑷取り組み内容の公開
院内掲示およびホームページ
2.看護職員の負担軽減および処遇改善に資する具体的な取り組み内容
⑴業務量の調整
⑵看護職員と他職種との業務分担
⑶看護補助者の配置
⑷看護補助者活用推進(看護補助者への教育・研修)
⑸短時間正規看護職員の活用
⑹多様な勤務形態の導入
⑺妊娠中・子育て中・介護中の看護職員に対する配慮
⑻勤務時間内での研修会・勉強会の実施
⑼安定的な欠員補充
職員旅行(年 1 回)
参加者の声
- 他職種とお話しする機会がありませんでしたが、職員旅行で仲良くなり、旅行後も一緒にランチなど行くようになりました。
- 上司と職場以外で初めて会話ができ、子供も楽しみにしています。
- 毎年いろいろなところに行け、楽しみにしています。
バスハイク(年1回)
参加者の声
- 子供と一緒に参加でき、子供も楽しみにしています。
親睦会(年1回)
参加者の声
- 毎年企画が変わり楽しみな行事の1つです。
- ビンゴ大会でゲーム機が当たりました。
日本精神科看護協会福岡支部バレーボール大会への参加
参加者の声
練習を重ね試合に臨みました。
惜しくも1勝1敗で決勝トーナメントには行けなかったのですが、他院とスポーツを通して交流できたと思います。
健康診断(年 1 回)
各種制度
有給休暇制度 | 有給休暇(R1年度有給取得率 93.7%)、リフレッシュ休暇 |
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特別休暇制度 | 結婚、出産、職員旅行など |
育児関連 | 育児休暇、育児短縮勤務、子の看護休暇 |
介護関連 | 介護休暇、介護短縮勤務 |
これまでの取り組み
1年目
平成27年2月 第1回委員会を開催 1回/月例会議開催(そのほか臨時会議) 委員会は様々な意見を聞くため、他職種でメンバーを構成 |
当院は、多くの桜に囲まれており、「職員が皆公私ともに充実し、人生にきれいな花を咲かせることができるように」と願いを込め、委員会の名称を「さくら委員会」とする。 |
福岡県医療労務管理支援事業参加 | オブザーバーとして会議に参加 |
インデックス調査(全職員)・分析 | R1年度有給休暇取得率 93.7% <労働条件の周知徹底>
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第4回福岡県医療勤務環境改善マネジメントシステム普及促進セミナーの事例発表 | 発表テーマ「さくら委員会の歩み」 |
2年目
インデックス調査(全職員)・分析 | <調査報告> 1.院内新聞「さくら通信」にてお知らせ |
福利厚生の充実 | インデックス調査より、現行の福利厚生の見直しを図る |
永年勤務やキャリアアップへの恩恵 | 1.永年勤務表彰の充実 2.人事考課制度の導入 |